業績・財務情報

2018年度(2019年度3月期)経営成績等の概況


主な取り組み

当社グループは、2018年4月より「証券業の共同インフラ会社」構想をより一層具体的にすることを目的として、「クオリティファーストの徹底」「デジタライゼーションの推進」「統合BPOソリューシ ョンサービスの提供体制の整備」「統合BPOソリューションサービスの拡充・展開」の4つを重要経営課題とする五カ年計画「DCT2022」(2018年度~2022年度)をスタートさせております。
当社グループは、この「証券業の共同インフラ会社」構想の具体化を進めることで、証券会社から銀行・新興系金融企業までの幅広い金融分野のお客様に対し、それぞれの業態ごとに標準的なプラットフォームを構築し、お客様のニーズや業態に合わせて最適なソリューションを提供してまいります。
主な取り組みといたしまして、前年度から引き続き、主力サービスである「Dream-S&S」や「Dream-TIMS」の新規ユーザーへの展開やサービス拡充に注力しているほか、バックオフィス業務において、OCRを活用したデータ化やRPAを活用した自動化を進めるなど、IT活用によるBPOの高度化・標準化を進めております。また、制度対応ビジネスとしてNISAロールオーバー(非課税期間の終了する2014年分の非課税投資枠で購入された株式・投資信託等を2019年分の非課税投資枠へ移管すること)関連サービスを実施いたしました。
さらに、2018年11月には、さまざまな証券事務におけるBPOのノウハウと、最新のIT技術により構築する事務プラットフォームを組み合わせ、顧客証券会社の業務効率化および業務改善を支援する、総合証券会社向けBPOサービスである「Dream-US」の提供を開始いたしました。

連結業績

2018年度は、新規顧客の獲得等があったものの、前年度末に連結子会社であった株式会社ジャパン・ビジネス・サービス(以下「JBS」という。)の全株式の譲渡、一部大口案件の終了およびマイナンバー関連サービスの縮小等により、営業収益は188億52百万円(前年度比21.1%減)、営業利益は8億28百万円(前年度比57.8%減)、経常利益は8億85百万円(前年度比56.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は9億8百万円(前年度比48.1%減)となりました。
なお、当年度業績を通期連結業績予想と比較すると、営業収益は99.7%、営業利益は118.4%、経常利益は118.0%、親会社株主に帰属する当期純利益は129.8%となりました。

 

財務ハイライト


*連結ベース(単位:百万円)
  2014年度
2015年度
2016年度
2017年度
2018年度
 
営業収益 22,952 23,968 23,847 23,904 18,852  
営業利益 759 215 579 1,962 828  
経常利益 869 301 643 2,023 885  
親会社株主に帰属する当期純利益 1,277 25 ▲2,561 1,749 908  
1株当たり当期純利益(円) 50.18 1.00 ▲100.25 69.38 36.07  
総資産額 64,506 49,193 47,549 37,069 40,241  
純資産額 25,590 24,803 22,268 23,580 24,181  
1株当たり純資産額(円) 1,002.66 969.29 869.23 939.42 957.71  
  • 営業収益
  • 営業利益
  • 経常利益
  • 親会社株主に帰属する当期純利益
  • 1株当たり当期純利益(円)
  • 総資産額
  • 純資産額
  • 1株当たり純資産額(円)

セグメント情報


(単位:百万円)
2018年度  バックオフィス事業
ITサービス事業
証券事業
金融事業
 
営業収益 9,445 7,907 1,408 91  
セグメント利益(営業利益) 272 193 253 47  

バックオフィス事業

証券会社等における口座開設、重要書類等の管理・配送、証券事務企画、監査支援、取引報告書等の作成・発送のほか、人材派遣、給与計算等を行っております。

営業概況

新規案件の受託があったものの、前年度末にJBSの全株式を譲渡したことおよびマイナンバー関連サービスの縮小等により、営業収益は94億45百万円(前年度比30.7%減)、セグメント利益(営業利益)は2億72百万円(前年度比75.5%減)となりました。

 
 

ITサービス事業

証券関連システムの開発、提供、運用、保守等を行っております。

営業概況

新規顧客への開発案件およびシステム利用料等の増加があったものの、一部顧客の開発案件が終了したこと等により、営業収益は79億7百万円(前年度比1.0%減)、セグメント利益(営業利益)は1億93百万円(前年度比30.6%減)となりました。

証券事業

有価証券の売買取次および清算取次のほか、信用取引に係る金銭等の貸付等を行っております。

営業概況

新規顧客の獲得があったものの、前年度に一部大口案件が終了したこと等により、営業収益は14億8百万円(前年度比35.3%減)、セグメント利益(営業利益)は、2億53百万円(前年度比44.8%減)となりました。

金融事業

有価証券を担保として金銭の貸付等を行っております。

営業概況

証券担保ローンの融資残高が減少したこと等により、営業収益は91百万円(前年度比14.0%減)、セグメント利益(営業利益)は47百万円(前年度比4.1%減)となりました。

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